CTで内臓脂肪を正確に測定!メタボ予防!
お腹が最近気になっている方!
メタボリックシンドロームが気になっている方!
是非一度この検査を行ってみませんか?
メタボリックシンドロームとは・・・
内臓脂肪の肥満の方が、動脈硬化危険因子である、高血糖、高血圧、脂質異常のうち、二つ以上をもつ疾患の概念をいいます。
測定方法と正常な基準値
内臓脂肪の簡易的な測定方法で、臍回りの腹囲の測定があります。
基準は、女性90㎝未満、男性85㎝未満とされています。
しかし、脂肪には、皮下脂肪もあります。
人により、同じ腹囲であっても内臓脂肪が多い人もいれば、皮下脂肪が多い人もいます。
そこで、CTにより、臍回りの腹部を撮影し、内臓脂肪と皮下脂肪を別々に正確に測定します。
内臓脂肪の正常な基準値は100㎠未満とされています。
測定画像の例
年齢や性別、腹囲の異なった方々の実際の画像です。
青い部分が皮下脂肪、赤い部分が内臓脂肪です。
50代女性 20代女性 30代女性
50代男性 70代男性 60代男性
腹囲が同じくらいの人でも、それぞれの脂肪のつき方が違うのが分かります。
測ってみなければ、見た目だけではわかりません。
検査結果とその後
1、CTを使って腹部の撮影を行う。
2、結果をお渡しする。
検査結果では、内臓脂肪や皮下脂肪が数値によって何㎠で出てきます。又、上のような画像も載っております。
これにより、内臓脂肪が基準である100㎠を越えていればメタボリックシンドロームの可能性があります。
ここから先は、利用者様の任意で行うことができます。
3、結果により、受診するかしないかを選べます。
もし内臓脂肪が基準を越えているのであれば、受診をお願い致します。
又、越えていない方でも、値が高かった方には、受診をお勧めします。
4、動脈硬化危険因子を調べる検査を行えます。
採血や血圧測定をし、高血糖、高血圧、脂質異常があるかを調べられます。
このうち2つ以上当てはまればメタボリックシンドロームとなりえます。
5、動脈硬化を測定できます。
動脈硬化測定を行う装置を使用して、動脈硬化も調べられます。
6、管理栄養士による食事指導を受けられます。
利用者様の健康状態に沿った栄養指導を提供することで、改善、予防を行うことができます。
検査料について
この検査は現在、保険適用ではありません。
したがって、当病院では、自費で3500円としています。
検査後の受診に関しても、診断の有無により、保険適用外になる可能性もございます。
詳しくは、当病院までお問合せください。
最後に
メタボリックシンドロームになると、動脈硬化が進み、心筋梗塞、狭心症、脳卒中などを引き起こす恐れがあります。
そのリスクは、正常な人と比べると
糖尿病は7~9倍、心筋梗塞、脳卒中は約3倍と言われています。
こうなる前に、是非一度検査をしてみてはいかがでしょうか?
また、お腹が少し気になりだした方も、自分を知る良い機会でもありますので、行ってみてください。