熱中症とは

暑さによって大量に発汗し、体内の水分や塩分が失われバランスを崩したり、体温の調節機能がみだれたりして、さまざまな症状を引き起こす病気のことです。

まだまだ新型コロナウィルス感染症に気が抜けないコロナ禍の生活では、マスクの着用が日常となっています。マスクを着用すると、通常より呼吸が妨げられ、体に熱がこもりやすくなってしまいます。また、マスクをしていることから、口の渇きを感じにくくなってしまいます。

熱中症の症状

熱中症の症状は、なんとなく元気がない軽い症状から、命にかかわる重症なものまであります。

  • Ⅰ度:立ちくらみ、めまい、大量の発汗、筋肉痛、筋肉の硬直など
  • Ⅱ度:頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感など
  • Ⅲ度:高体温、意識障害、けいれん、手足の運動障害など

熱中症の予防のために

  • 屋外で人と十分な距離(2m以上)が保てる場合はマスクを外しても良いでしょう。
  • 暑い日の活動では無理せず、こまめに休憩をとりましょう。
  • 帽子や冷却グッズなどをうまく活用し、衣類は通気性の良い素材のものを選びましょう。
  • 室内では扇風機やエアコンを活用し、温度調整しましょう。
  • のどが渇いていなくても、こまめに水分を摂りましょう。