水痘とは、いわゆる「みずぼうそう」のことで、ウイルスに感染して起こり、発熱と全身に強い痒みを伴う発疹が特徴です。空気感染、飛沫感染、接触感染により広がり、潜伏期間は感染から２週間程度と言われています。
◆水痘ワクチンの効果
水痘にはワクチンがあり、乾燥弱毒水痘ワクチンが用いられています。水痘ワクチンの１回の接種により、重症の水痘をほぼ１００％予防でき、２回の接種により軽症の水痘も含めてその発症を予防できると考えられています。ワクチンを接種していると、多くの場合、接種しないで自然感染するよりも軽く済み、水疱の痕も残りにくくなります。ワクチンの効果を確実にするためにも、かならず２回接種を受けて下さい。
◆対象者
①１歳～３歳未満（生後１２月から生後３６月に至るまでの間にある人）
②３歳～５歳未満（平成26年度のみの経過措置）
接種期間：平成26年10月1日から平成27年3月31日まで。ただし、平成27年3月31日以前に5歳になる人は5歳の誕生日の前日まで
※１回目と２回目の間隔は３月以上おくものとします。（標準的には、生後１２月から生後１５月に至るまでに初回接種を行い、追加接種は初回接種終了後、６月から１２月に至るまでの間隔をおいて１回行うのが望ましい）
※１歳～３歳未満で、水痘予防接種（任意接種を含む）を２回接種済みの人、３歳～５歳未満で水痘予防接種（任意接種を含む）を１回以上接種済みの人および、過去に水痘にかかったことがある人は対象外です。
◆接種料金
無料（定期接種対象者）
◆持参物
予防接種手帳、親子手帳（母子健康手帳）、健康保険証（乳幼児医療受給者証を含む）
»ワクチン接種をご希望の方は、各医院の受付窓口までご予約下さい。
青木内科小児科医院 086-281-2277
あいの里クリニック 086-281-6622
