おせちの由来は!

おせち料理は、宮中で節日を祝うしきたりが民間に広がったものです。

作り置きするのは年神様がいらっしゃる間、煮炊きを慎むということから由来しています。

おせちの意味

[鯛]       めでたい

鯛は脂質が少なく消化吸収が良いです。ビタミンB1が糖質の代謝を助けます。

[昆布]    よろこぶ

カルシウムが豊富です。ヨウ素が多く代謝を助けます。フコイダンという食物繊維も豊富です。

[黒豆]     まめ(健康)に暮らせるように

食物繊維たっぷりで、ポリフェノールも含まれ、血液をサラサラにします。

[数の子]     子孫繁栄

EPA・DHA・ビタミンEがたっぷりです。ビタミンEには、生殖機能を正常にする働きがあります。

[田作り]       豊年豊作祈願(江戸時代の高級肥料としてカタクチイワシが使われたことから)

カルシウムたっぷりで骨を強くします。

おせちが余ったら!

栗きんとん          例えば!  春巻きの皮にくるんでカラリと揚げる!★甘くて美味しいです★

お煮しめ              例えば!細かく刻み、豆腐とまぜて揚げてがんもどきに!大根おろしをかけて★晩おかずにピッタリ★

 

おせちはお早めに

おせち料理は日持ちすると言われますが、実はいたみやすいものです。特に練り製品・卵製品は消費期限をしっかり確認しましょう。おせち料理は必ず冷蔵庫で保存し、三が日中には頂くようにしましょう。

お正月とブリ

ブリは成長によって呼び名が変わる[出世魚]です。関西では ツバス→ハマチ→メジロ→ブリと呼び名が変わります。厳寒期、旬のブリは縁起も良く極上のご馳走として珍重されたようです。

◎脂のたっぷりのったブリには、EPA・DHAが豊富ですが、時間がたつと壊れてしまいます。新鮮なうちに食べましょう。