離乳食の初期【5ヶ月〜6ヶ月】
母乳や粉ミルクが主食だった赤ちゃんも『離乳食の初期』を迎えます。
子供の自然なペースに合わせ、大人が食べているのをジッと見ていたりヨダレが出たり、口をモグモグ動かす様子が見られたら離乳食をスタートしてみましょう。
最初に作る離乳食
一週間目【炭水化物】
まずは一週間お粥からスタートしましょう。(スプーンの先に少し)慣れるまでは、1日1回から始めます。10倍粥を、なめらかにすり潰した状態で味はつけません。
二週間目【ビタミン・ミネラル】
初めの一週間で10倍粥に慣れてきたら、野菜をプラスしていきます。すり潰した野菜(人参・玉葱・大根・かぶ・ほうれん草など)1回に1種類 1さじから始めましょう。
三週間目【タンパク質】
豆腐・ふ・白身魚のすり身(しらす干し・ちりめん・ヒラメ・カレイなど)1回1種類 1さじから始ましょう。
10倍粥の作り方【離乳食の一番初めに作るお粥です。】
- 大さじ2のお米を洗います。
- 鍋に1カップ半の水を入れ中火にかけます。
- 沸騰したら弱火にして、蓋をずらしておき30分程煮ます。
- 30分後、火を消して蓋をし10分程蒸らします。
残ったお粥は、製氷皿に入れて冷凍しておくと良いでしょう。忙しいママには、ごはんから作るのもおススメです。
離乳食を食べさせる時間帯は!
離乳食は病院が開いている平日の午前中に与えるようにしましょう。10時頃がおすすめです。口の周りが赤くなったり、発疹が出たり下痢や息が苦しそうといった症状が見られたら、食物アレルギーの可能性があります。すぐに病院に連れて行きましょう。
離乳食初期メニュー
春キャベツのお粥
- キャベツは、やわらかく茹でて、すり潰します。
- 10倍粥を、なめらかにすり潰します。
- 1と2をあわせて皿に盛って、出来上がりです。
春キャベツと人参のスープ
- キャベツ・人参など、くせの無い野菜を小さく切り水と一緒に鍋に入れ15分~20分煮ます。
- 野菜がやわらかくなったらザルでこします。
- こしたスープを器に入れたら出来上がりです。
ちょっとポイント
- ザルに残った野菜は、裏ごししてお粥に入れたり離乳食に使いましょう。
- 5~6か月頃は、コンソメの代わりに野菜だしとしてスープを使いましょう。
豆腐とかぼちゃのミルクあえ
材料
かぼちゃ 10g 絹ごし豆腐 10g 粉ミルク 大さじ2
- かぼちゃの皮をむいて、やわらかくなるまで茹でます。
- 途中で豆腐を加えて、一緒に茹でます。
- 裏ごしします。
- 湯で溶いたミルクでのばして出来上がりです。